オンボーディング(目標設定・上司との関係構築)
概要
一般社員の方が、新しいプロジェクト・チームに参画したり、新しい上司(人事評価者)就いたときに
以下のためにやってほしいことをまとめたページです。
- 上司の円滑なコミュニケーションにより関係を気付く
- 自己の目標を設定し、意欲的に仕事に取り組んで成果をだす
- 納得感をもった人事評価を上司から得る
庶設定
- Slack、Teamsなど各ツールのアバター(アイコン画像)を設定してください。チャットなどで誰が対話しているかわかりやすくするためです
- 勤怠管理ツールなどで上司を承認者として設定
- Outlook整理(離任したPJの予定を全て辞退)
- 主要プロジェクト以外で持っているタスク・会議体などを可視化し上司に共有
上位組織の目標を理解する
上位組織の目標に個人目標をアラインメンさせるために以下の資料を読んで組織ごとの目標を理解してください。
- 会社
- 会社の中期経営計画
- 本部・事業部・部
- 中期経営計画・体制図
- その他組織として掲げている指針など
- プロジェクト
- 事業計画・開発計画
- チーム
- チームの目標・ゴール
人事制度を理解する
目標設定の評価は会社で定めた評価制度に基づきます。 人事制度を確認し以下を理解しておいてください。
- どのよな等級・役割があるか
- 等級・役割ごとに期待する振る舞い・成果
- 流れ(目標設定→期中評価→期末評価などの時期感)
- 具体的な評価ロジック(5段階評価なのか、評価が基本給・賞与にどのように反映するかなど)
1on1 1回目:対話方法について上司と認識を合わせる
※以下質問は「30 Questions to Ask During Your First 1-on-1 | Fellow.app」、と「O'Reilly Japan - エンジニアリングマネージャーのしごと」からの抜粋です
以下事柄について自分で考えて整理した後、上司に整理した内容を共有してください。
上司共有の場では、上司が必要に応じて深堀りする質問をしたり・上司の理解を確認したりします。
- 負の状態(不機嫌・ストレスフル・憂鬱)について
- 何が、あなたを負の状態にさせるのか
- あなたが負の状態であることを、担当役職はどうやって気付けるか ※あなたが負の状態の時に、どのような振る舞いになるか
- あなたが負の状態の時に、担当役職にしてほしいサポートはなにか
- フィードバックについて
- どのようにフィードバックやサーポートをうけたいか、以下要素の組み合わせで考えてください
- 媒体は? 例:メール文章、チャット文章、口頭
- 環境は? 例:みんなの前、個別
- 契機は? 例:1on1などで定期的に、つどあれば即時で
- 種類は? 例:ポジティブフィードバック、ネガティブ・フィードバック
- どのようにフィードバックやサーポートをうけたいか、以下要素の組み合わせで考えてください
- 目標とサポートについて
- 向こう1年の目標、 直近3ヶ月の目標はなんですか
- 一番サポートが必要な分野はどこですか
- 例(分野):技術面、ビジネススキル
- 例(方法):機会提供、ティーチング、コーチング
1on1 2回目:MUST/WILL/CANを上司に共有する
以下を整理して上司と共有してください。
これらの共有は各人へのタスクアサインにおいて貴重なインプットとなります。
MUST
:直近1間程度で自分が仕事としてやる必要があることWILL
:自分がやりたいこと- ※上位組織・上司が自分に期待することベースで洗い出すとShouldになってしまいがちなので、ここでは本当に自分がやっていて楽しいこと・やりがいを持てること・人生が幸せだと感じることを整理してください
CAN
:自分ができること能力(現在のプロジェクトで利用シーンがない能力も列挙してもらえると、今後のキャリアプラン検討で選択肢が広がります)
1on1 3回目:等級・役割の定義の理解を深める
自分で以下を整理して、その内容を上司に共有してください。
上司共有の場では、上司が必要に応じて深堀りする質問をしたり・上司の理解を確認したりします。
- 自分が該当する役割について
- 他の役割と比較して、どのようなことを求められているか
- 組織目標も考慮した時に、より具体的に、どのようなことを求められているか
- 自分の等級を一つ下の等級と比較した時に
- どのようなことを求められているか(現等級としてこなすべきべきことは何か)
- 組織目標も考慮した時に、より具体的に、どのようなことを求められているか
- ※会社・部などの組織別の観点で考えてみてください
- 一つ上の等級が自分の等級とと比較した時に
- どのようなことを求められているか(昇級にあたり挑戦すべきべきことは何か)
- 組織目標も考慮した時に、より具体的に、どのようなことを求められているか
- ※会社・部などの組織別の観点で考えてみてください
担当するプロジェクト・チームの目標・各人への期待を上司から伝えてもらう
今回参画するプロジェクト・チームの目標と、上司があなたに期待することを上司から教えてもらってください。
目標を設定する
上記取り組みをインプットにして目標を個人で設定し、上司に共有してください。
1on1で定期的に目標達成度合いを上司と確認する
期末にサプライズ評価とならないよに、定期的に上司との1on1で目標達成度合いを確認しあってください。